浄化槽の保守点検。浄化槽法により、全ての浄化槽は専門業者による維持管理が義務付けられています。

浄化槽保守点検について

浄化槽法により定期点検が義務づけられてます! 人は台所やトイレから、汚れた水を出さずに生活する事はできません。家から流された生活排水を、バイオの力でリサイクルし、キレイな水にして、自然に返すための設備を「浄化槽」といいます。

どの家にもあるという分けでなく、公共下水道のインフラが整備されていない地域限定となります。つまり、お客様専用の水のリサイクル設備です。現代の環境問題の深刻化にともない、浄化槽の果たす役割は、社会的に大きなものとなっています。

浄化槽法により、全ての浄化槽は専門業者による維持管理(定期点検)が義務づけられています。

千葉を中心に50年対応してきた、我々プロにぜひお任せください。

浄化槽点検の作業方法

1.管理契約をさせていただいているお客様に、浄化槽点検を始める旨のご挨拶・ご説明
2. 浄化槽付近に道具を運びこんだら、まずは目・耳・鼻で点検

目で見て破損等の不具合はないか?ブロワー等の音を聞いて不具合はないか?異常な臭気はないか?ある場合にはもちろんその原因を突き止めます。
3. 浄化槽の蓋( マンホール等) を開けます
4. pH・透視度・残留塩素反応・亜硝酸反応等の水質検査を実施

水質が国が定めた環境基準に満たない場合は、槽内のバルブ等をコントロールして、浄化槽のセッティングを変更します。次回点検時に、このセッティングは正しかったかどうかを確認します。
5. 塩素剤の補充

固形の塩素剤を必要量、補充します。これは法定伝染菌である大腸菌を外部に流出させないために必要な薬剤です。
6. 洗浄

付近にある水道からホースを繋いで、水を使って槽内をくまなく洗浄します。蓋も洗浄します。
7. ブロワーの点検と清掃

ブロワーは空気を吸って、浄化槽内に吐きだす機械です。浄化槽内は、空気で排水が撹拌されています。槽内にエアーを送り込む事によって、汚水分解をするバクテリアを活性化させます。ブロワーと浄化槽は少々離れた場所にありますが、地下のパイプで繋がっています。ブロワーにはフィルターがありますので清掃します。
8. 蓋を閉めて終了

蓋にはロック機能のあるものもありますので、その場合はちゃんとロックを確認します。万が一、蓋が開いてしまったら大変危険ですので。一般家庭の場合、ここまでの作業で15分から20分程度です。
9. 点検記録表を記入

点検記録は、浄化槽設置者、点検業者共に、過去3年分の保存義務があります。
10. 次回の点検実地日時について仮調整
家庭用浄化槽(7人槽) 各種水質検査 ブロワー点検中 配電盤点検中

浄化槽点検の作業例

浄化槽にも色々あります。左の画像がコンビニエンスストアの浄化槽(35人槽)、右の画像はファミリーレストラン(123人槽)です。

コンビニエンスストアの浄化槽 ファミリーレストランの浄化槽

ブロワー(送風機)点検中の画像です。右側のケースはブロワーが2台設置されていました。

コンビニのブロワー ファミレスのブロワー

各種水質検査。画面に写っている、白く細長いものが消毒用の塩素剤になります。

コンビニ浄化槽の水質検査 ファミレス浄化槽の水質検査

料金

建物の大きさや所在地により、料金が異なる場合があります。まずは一度お問い合わせください。

浄化槽保守点検の作業料金
店舗・マンション・アパートなど 店舗・マンション・アパート サイズや構造によって変わるため、
別途お見積りします。

浄化槽の保守点検についてよくある質問と回答

ページトップへ