排水管清掃の強い味方!高圧洗浄車の用途・仕組み・費用を徹底解説

こんにちは。千葉県水まわり解決センター(株式会社ダイシンクリア)です。排水管とは利用したあとの生活排水を下水道まで流すための配管で、キッチンやお風呂、洗面台、トイレなどの水を使用する場所には必ずあります。実はトラブルが起きやすい場所でもありますが、奥のほうには手やブラシは届かず、中を目で見て確認するのも困難です。

そのため長年掃除をしていない人も多いのではないでしょうか。今回は強い水圧によって排水管の汚れを除去できる特殊車両「高圧洗浄車」の用途や仕組みを解説します。

排水管清掃の強い味方「高圧洗浄車」ってどんな用途なの?

高圧洗浄車とはタンクや高圧ポンプを搭載した車両で、高い圧力で水を勢いよく出すことによって、排水管に詰まった汚れや凝固物をはがします。

威力のある高圧水は誤って人に直接あたると大けがにつながるため、作業者は手足を守る保護具をつけています。また対象物を傷つけないように細心の注意を払って作業を進めなければなりません。

排水管の清掃では高圧洗浄車を単独で使用するケースもありますが、基本的には洗浄後の汚泥を吸引する「吸引車」や、洗浄水の給水をする「給水車」を合わせた3台で洗浄作業を行います。

用途やメリット

高圧洗浄車の主な用途は「洗浄」です。住宅の壁面や床面、マンホール、道路側溝などの身近なものから、生産工場の給排水管や熱交換器などあまり馴染みのないものまで、対象は多岐にわたります。

人の手が届かない狭い部分にも使え、水圧を高くすることでひどい汚れも落とせるので排水管の頑固な汚れを落とすのに適しています。

また複雑な形をした物の洗浄も得意で、タンクの内壁と外壁、ピット、船舶の側壁まで洗浄できることが大きなメリットです。また木材の皮剥ぎや災害復旧作業、コンクリートの斫り(はつり)、塗装面の剥離といった洗浄以外の場面でも大活躍します。

詳細情報

高圧洗浄車には防音性の高い「低騒音型高圧洗浄車」や、スイッチ1つで高圧・超高圧を切り換えられる「圧力切換式高圧洗浄車」などさまざまな種類があります。

なかには圧力を自動で調整する「自動システム搭載車」や、洗浄に使った水をろ過処理し、再び洗浄水として使用する「高圧洗浄吸引作業車」などの個性豊かな高圧洗浄車も見かけます。 サイズや重量は車両によって大きく幅がありますが、全長6~8m、総重量4,000~8,000kgと小型トラックと同等か、少し大きい車両が一般的です。高圧洗浄車の購入費用は高額で、中古でも数百万円します。そのため特殊車両の専門店ではリースやレンタルも提供しています。

高圧洗浄車の仕組みについて

高圧洗浄車の構造は荷台に水を入れるための「タンク」と、タンクの中の水を加圧する「高圧ポンプ」、ホースの先端に取りつける特殊な「ノズル」の3つに大別できます。

タンクは、サイズによって洗浄に使用できる水の量が変わるため重要な部分といえます。また高圧ポンプは、ピストンの往復運動によって容積を変化させて水を押し出す仕組みです。

ホースの先端ノズルは排水管や側溝に使う「前方噴射ノズル」をはじめ、壁面や床面の清掃に使う「ガンノズル」、油脂の除去に最適な「回転ノズル」などさまざまな種類があります。洗浄部分や汚れの状況に応じてノズルを交換すれば、より広い用途に活用できます。

高圧洗浄車の「業務用」と「家庭用」の違い

業務用の「高圧洗浄車」と「家庭用高圧洗浄機」では、威力に大きな違いがあります。

家庭用高圧洗浄機の圧力は高いものでも「90kg/平方センチメートル」程度です。一方で、業務用高圧洗浄車の圧力は「150kg~200kg/平方メートル」と圧倒的に強い力をもっています。

ホースが届く範囲についても高圧洗浄車のほうが広いため、汚れや場所によっては家庭用高圧洗浄機だと汚れを落としきれなかったり、水が届かなかったりするケースもあります。

ただし威力があるものを使うとその分騒音も大きくなるので、使用するときは近所への配慮が必要になるでしょう。

また家庭用の高圧洗浄機はサイズが小さく移動が簡単ですが、高圧洗浄車は比較的小型のものでも車両が出入りできる広さが必要です。高圧洗浄機を使うときはそれぞれの特徴をしっかり把握し、用途に合うものを選びましょう。

このように自宅の排水管清掃をする場合は手軽な家庭用高圧洗浄機を使いたくなるかもしれませんが、注意点もあります。

それは専門知識がないまま自分で洗浄すると配管を傷めてしまったり、ホースが暴れて周囲の家や車を傷つけてしまったりと、かえって手間や修理代がかかるおそれもあることです。怪我やトラブルといったリスクを防ぐためにも無理をせず、プロの知識と技術を持った信頼できる業者に依頼してみるのもよいですね。

そもそも排水管清掃って必要なの?

生活排水が流れる排水管は髪の毛やごみ、アカなどによって非常に汚れる場所です。排水管が汚れるとイヤな臭いが発生したり、水の流れが悪くなったりとトラブルが起こりやすくなります。さらには溜まった汚れが水をせき止め、詰まらせてしまうことも珍しくありません。

排水管の詰まりが悪化すると、排水管の交換や修繕が必要になるケースもみられます。最悪の場合、重大な漏水事故を引き起こす可能性もあるでしょう。そのような事態にならないためにも定期的な状態チェックと洗浄を行い、排水管を衛生的に保ちましょう。

高圧洗浄車を使った排水管清掃の費用相場

高圧洗浄車での排水管清掃を専門業者に依頼した場合、かかる費用相場は「1~3万円前後」です。(戸建て住宅の場合)。

約3,000円と格安で請け負っている業者もありますが、1万円以下の安すぎる業者のなかには技術や知識が不足していたり、あとから追加料金が発生したりなどの悪徳業者も存在し大変危険です。

とはいえ、相場を大幅に超えるような高すぎる料金設定の業者に依頼してしまわないように注意しましょう。料金は条件によって変動するためしっかり見積もりを確認し、料金形態が複雑でわかりにくいときは細かい説明を受け、疑問が残らないようにしてくださいね。

まとめ

排水管が汚れるおもな原因は皮脂や洗剤、石けんカスなどの生活排水です。しかしこれらを完全に防ぐのは難しいでしょう。そこで定期的に実施していただきたいのが、高圧洗浄車を使った排水管清掃です。

排水管が詰まってしまった場合はもちろん、トラブルが起こる前の予防として定期的な清掃を検討しておきましょう。

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