こんにちは。千葉県水まわり解決センター(株式会社ダイシンクリア)です。「あ~、また排水口が詰まった!」そんな経験はありませんか?実は、排水管のつまりは、私たちの生活を大きく変えてしまう可能性を秘めているのです。水が流れにくくなるだけでなく、悪臭がしたり、最悪の場合、家の中に水が溢れてしまったりすることも。
この記事では、排水管のつまりの原因や、放置することで起こる恐ろしい事態、そして、つまりを防ぐための具体的な対策についてご紹介します。
排水管が詰まるとどうなる?
排水管が詰まると、私たちの生活に様々な悪影響を及ぼします。放置しておくと、思わぬ事態に発展する可能性も。具体的にどのような問題が起こるのか、詳しく見ていきましょう。
逆流のリスク
排水管が詰まると、水がスムーズに流れなくなり、思わぬトラブルに繋がる可能性があります。例えば、キッチンシンクで食器を洗っている時、排水口から水が逆流してきて、床が水浸しになってしまうことがあります。
このような状況になると、床が滑りやすくなりケガをする危険性も。また、家具や家電製品が水に濡れてしまい、故障してしまうことも考えられます。さらに、逆流した水には、食べ物や髪の毛などの汚れが含まれているため、不衛生な状態になり、悪臭がしたり、カビが発生したりする原因にもなります。
異臭の発生
排水管が詰まると、悪臭のもととなる食べ物の残りカスや髪の毛などが溜まり、腐り始めます。まるで生ゴミが放置されているような、いやなニオイが家中を漂い、快適な暮らしを妨げます。特に、キッチンやお風呂などの水回りから、強烈な悪臭が漂ってくることがあります。
この悪臭は、単に不快なだけでなく、健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。長期間、悪臭にさらされると、頭痛や吐き気、アレルギー症状を引き起こす場合もあります。
構造へのダメージ
排水管が詰まり、水が漏れると、家の構造そのものが危険にさらされます。特に木造住宅の場合、水が床下や壁の中に浸透し、木材を腐らせてしまいます。まるで、歯が虫歯でボロボロになるように、家の骨組みが徐々に弱っていくのです。
これが進むと、床が傾いたり、壁にひび割れが入ったりするなど、建物の強度が低下し、最悪の場合、倒壊する恐れもあります。また、湿気がこもりやすい状態になり、カビが発生しやすくなるため、健康にも悪影響を及ぼします。
家の排水管が詰まる原因あれこれ
毎日使うキッチンやお風呂の排水口。気が付くと水が流れにくくなったり、悪臭がしたりすることがありますよね。これは、排水管が詰まってしまっているサインです。
では、なぜ排水管は詰まってしまうのでしょうか?ここでは、家庭でよく見られる排水管の詰まりの原因を詳しくご紹介します。
油脂や食品カスの蓄積
キッチンの排水口が詰まる原因は、主に油脂と食品カスです。調理後の油は、冷えると固まり排水管の内壁にこびりつきます。そこに、食器洗いなどで出たご飯粒や野菜くずなどの食品カスがくっつき、段々と排水管の通路を塞いでしまうのです。
特に、揚げ物などの際に大量の油を使用した場合や、生ゴミを直接流してしまうと、詰まりが起こりやすくなります。また、排水管の経年劣化や、配管の勾配が不足している場合も、詰まりの原因となることがあります。
髪の毛の詰まり
浴室や洗面所の排水口が詰まる主な原因は、髪の毛です。シャワーや洗髪時に抜け落ちた髪の毛が、排水口に流れ込み、排水管内で絡まり合います。
特に、長い髪の毛は他の汚れと結びつきやすく、排水管の通路を塞いでしまうのです。時間の経過とともに、この髪の毛の塊は大きくなり、最終的に排水管を完全に詰まらせてしまいます。
石鹸カスや洗剤の残り
石鹸カスや洗剤の残りも、配水管が詰まる原因の一つになります。特に硬水地域では、水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分と反応し、石鹸カスが硬いスケールと呼ばれる物質に変化することが多く、排水管の内壁にこびりつきやすくなります。このスケールは、時間の経過とともに厚みを増し、排水管の内径を狭めてしまいます。
さらに、石鹸カスは髪の毛などの他の汚れと結びつきやすく、より大きな塊を作り上げることもあります。このため、石鹸カスや洗剤の残りは、排水管の詰まりを加速させる要因の一つとして考えられます。
排水管の詰まりを放置するのは危険です
排水管の詰まりを放置すると、家全体に深刻な影響を与える可能性があります。ここでは、詰まりを放置した場合に生じる具体的なリスクについて詳しく説明します。
水漏れによる被害
排水管の詰まりを放置すると、思わぬ事態に!水が漏れて床下や壁内に浸透し、家屋を腐らせたり、電気ショートより火災のリスクも。これらの問題は、初期段階では気づきにくく、放置すると大きな被害に繋がることがあります。
水が漏れている音が聞こえたり、床が湿っている、異臭がするなどの症状が見られたりしたら、それは排水管のトラブルのサインかもしれません。このような症状が見られた場合は、早急に専門業者に相談し、点検・修理を依頼しましょう。
カビの発生
水漏れを放置すると、湿気がこもりカビが発生しやすくなります。カビは、一度発生すると壁紙や床材に根深く入り込み、除去が困難になるだけでなく、健康にも悪影響を及ぼします。
また、カビの胞子を吸い込むことで、アレルギーや呼吸器疾患などの症状が現れる可能性があり、特に子どもや高齢者、アレルギー体質の人は注意が必要です。このような事態を防ぐためには、排水管の詰まりを早期に発見し、適切な処置を行うことが重要です。
大規模な修理の必要性
排水管の詰まりを放置すると、状況はどんどん悪化し、最終的には配管全体を交換しなければならなくなる可能性があります。そうなると、多額の費用と時間がかかり、日常生活にも大きな支障が出てしまうでしょう。
場合によっては、家全体の改修が必要になるケースもあり、生活環境が一変してしまうかもしれません。このような事態を避けるためにも、排水管の詰まりは早期に発見し、適切な処置を行うことが重要です。
まとめ
排水管の詰まりは、放置すると家全体に深刻な影響を及ぼし、思わぬ出費に繋がる可能性もあります。ご自身で解決が難しい場合は、専門業者に相談することをおすすめします。無料見積もりも実施している業者が多いので、まずはお気軽にご相談ください。彼らの豊富な経験と知識が、あなたの悩みを解決へと導いてくれるでしょう。