排水管から水漏れ!自分でできる対処法と業者に依頼すべきサイン

2025年12月10日

「シンクの下から水がポタポタ落ちている」「洗面台の下がいつも湿っている」——そんなトラブルに心当たりはありませんか?排水管の水漏れは、放置すると床や壁の腐朽・劣化、カビの発生、さらには家電や家具への被害にもつながる恐れがあります。

そこで本記事では、排水管の水漏れが起こる主な原因や、見つけたときの応急処置、自分で修理できるケース、業者に依頼すべきサイン、修理費用の目安などについて解説します。

排水管から水漏れが起こる主な原因

排水管の水漏れは、ほんの小さな異変がきっかけで発生します。初期段階では気づきにくいものの、放置すれば被害はどんどん拡大します。そこでまず、家庭で多い3つの代表的な原因を見ていきましょう。

接続部分のゆるみ・ズレ

排水管はナットやジョイントで複数のパーツがつながっており、これらの接続部分が緩むと水漏れが発生します。特に長年使っていると、振動や温度変化の影響でナットが少しずつ緩んでいくことがあります。また、掃除や収納の際にシンク下の配管を誤って動かすと、接続部がズレて隙間ができるケースも少なくありません。

このようなゆるみは、初期段階では「じわっとにじむ」程度ですが、そのまま放置すると滴下が始まり、床材や木部が腐食するおそれがあります。

パッキンやシール材の劣化

配管の接続部には、防水のためにゴム製のパッキンやシール材が使われています。しかし、これらは経年によって硬化・ひび割れを起こしやすく、わずかな隙間から水が漏れ出してしまいます。また、DIYで修理した際にパッキンのサイズや形状が合っていないと、しっかり密着せず再び漏れることもあります。

配管本体の破損・腐食

長年使用している排水管は、内部の汚れや湿気、金属の酸化などで徐々に劣化していきます。特に古い金属管ではサビや腐食が進み、細かなピンホール(穴)が空いて水漏れが発生することがあります。

こうした配管本体の損傷は、外から見えにくいため非常に厄介です。床下や壁内で発生すると、漏水が長期間続き、気づいたときには床が沈んだりカビが広がっていたりすることもあります。

水漏れを見つけたときの応急処置

排水管の水漏れを発見したときは、まず落ち着いて行動することが大切です。ここでは、被害を最小限に抑えるための3つの基本的な応急処置を紹介します。

1.まずは止水栓を閉める

最初に行うべきことは「水を止める」ことです。キッチンや洗面台の下、または屋外のメーターボックス内にある止水栓を閉めると、水の流れを一時的に止めることができます。もし場所が分からない場合は、水道の元栓を閉めれば全体を止められます。止水後は、周囲の電化製品の電源を切り、感電を防ぐため安全を確保しましょう。

2.漏れている箇所を特定する

次に、どこから水が漏れているのかを確認します。ナット部分からの「ポタポタ漏れ」なのか、配管の継ぎ目や壁の中から染み出しているのかを見極めましょう。

ただし、無理に配管を動かしたり外したりするのは禁物です。接続部がズレて漏れが悪化することもあります。あくまで「どこが原因か」を把握する程度にとどめ、必要に応じて業者に写真を送るなどして相談してみましょう。

3.防水テープで一時的に止める

軽い水漏れであれば、防水テープを使って一時的に漏れを抑えることができます。テープを巻く際は、水気を拭き取ってから、漏れ箇所を中心にしっかりと重ねながら数周巻き付けましょう。

ただし、これはあくまで「応急処置」に過ぎません。内部の破損や劣化が進んでいる場合、時間の経過とともに再び漏れ出す可能性があります。テープで止まっている間に、早めに専門業者へ修理を依頼し、根本的な原因を解消してもらいましょう。

自分で修理できるケースと業者依頼が必要なケース

排水管の水漏れは、軽度なものなら自分で直せる場合もありますが、原因や場所によっては専門業者に依頼しなければならないケースもあります。ここでは、判断の目安となるポイントを整理して解説します。

自分で修理できるケース

ナットの緩みやパッキンの劣化といった軽度のトラブルは、比較的簡単に自分で修理することが可能です。まずは止水栓を閉め、接続部分のナットを工具で締め直してみましょう。それでも改善しない場合は、パッキンの交換を検討します。

パッキンは、ホームセンターなどで数百円程度で購入できるため、古いものを外して同じサイズの新品に取り替えるだけで改善するケースもあります。ただし、取り付け時にパッキンがズレていたり、サイズが合っていなかったりすると再び漏れることもあるので注意が必要です。

業者に依頼すべきケース

壁の中や床下など、目に見えない箇所で漏水が起きている場合は、個人での修理はほぼ不可能です。配管本体がひび割れていたり、接続部が腐食していたりする場合も、専門的な技術と工具が必要になります。

なお、無理に分解や補修を行うと、かえって破損範囲を広げてしまいかねません。特に、漏水が長期間続いていた場合は、構造材や断熱材が水を吸い込んでいることもあるため、早めに業者へ相談した方が良いでしょう。

排水管修理の費用相場と依頼時のポイント

排水管の水漏れを修理する際は、症状や場所によって費用が大きく変わります。ここでは、大まかな費用相場と依頼時に注意したいポイントを紹介します。

修理費用の目安

軽度なナットの締め直しやパッキン交換などは、3,000〜8,000円程度で対応できるケースが一般的です。配管の一部交換になると1〜3万円前後、床下や壁内の修理では3万円を超えることもあります。

ただし、夜間や休日の緊急対応では、出張費や時間外料金が上乗せされる場合があります。そのため、依頼前に、基本料金と追加料金の有無を必ず確認しましょう。

信頼できる業者を選ぶポイント

水漏れ修理を依頼する際は、費用だけでなく対応の丁寧さや説明のわかりやすさも重視しましょう。たとえば千葉県水まわり解決センター(株式会社ダイシンクリア)では、見積もり内容や作業手順をきちんと説明し、納得のうえで作業を進めています。

また、施工後の相談にも柔軟に対応しており、修理後も安心できる体制が整っています。保証内容や再発時の対応はサービスによって異なるため、依頼時に確認しておくと良いでしょう。

トラブルを避けるためのチェック項目

見積もり時は、「出張費・部品代・作業費」の内訳が明確になっているかを確認しましょう。また、口頭説明だけでなく書面での見積もりをもらうことも大切です。そうすれば、作業後の追加請求トラブルを防げます。

作業時間や部品の交換内容も、できるだけ写真で記録しておくと安心です。最近ではLINEなどで作業前後の画像を送ってくれる業者も増えています。こうした対応をしてくれるかどうかも、信頼性の目安になるでしょう。

排水管の水漏れを予防する方法

排水管の水漏れは、日ごろのちょっとした習慣で防ぐことができます。そこで最後に、家庭で実践できる2つの予防ポイントを紹介します。

定期的な点検を行う

半年に一度は、シンク下や洗面台下の配管まわりを確認しましょう。ナットのゆるみやパッキンの劣化は目視でもある程度チェックできます。特に、湿気の多い時期は結露やカビの発生にも注意が必要です。

普段の掃除のついでに、配管の接続部分に水滴がついていないか確認するだけでも早期発見につながります。異変を見つけた場合は、軽い緩みなら工具で締め直し、それでも改善しない場合は業者に相談しましょう。

排水口の詰まりを防ぐ

詰まりは水漏れの大きな原因になります。排水口に油や食品カス、髪の毛などを流さないように注意しましょう。台所では、調理後に油をそのまま流さず、ペーパーなどで拭き取ってから洗うのがおすすめです。

月に1回程度、パイプクリーナーを使って排水管内を洗浄しておくと、内部の汚れやぬめりを除去できます。詰まりを防ぐことで、水圧の上昇による漏水リスクを減らし、排水管の寿命を延ばすことができます。

まとめ

排水管の水漏れは、軽く見えて放置すると大きな被害につながることがあります。ですが、早めの応急処置と正しい判断で、被害を最小限に抑えることができます。ただし、「水が止まらない」「原因がわからない」といった状況に直面したら、無理をせず専門業者に相談しましょう。

千葉県水まわり解決センター(株式会社ダイシンクリア)では、排水管の修理や点検をはじめ、水まわり全般のトラブルに迅速・丁寧に対応しています。地域密着の確かな技術で、安心して任せられるサポートを提供しています。お困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。

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