浄化槽ブロアが故障した!?症状別の対処法と交換のタイミング

こんにちは。千葉県水まわり解決センター(株式会社ダイシンクリア)です。私たちの生活排水をキレイにしてくれる大切な「浄化槽」。そして浄化槽を正常に機能させるために欠かせないのが「浄化槽ブロア」です。浄化槽ブロアは地上に露出しているため、様々な原因により故障してしまうケースも少なくありません。

本記事では浄化槽ブロアが故障してしまう原因とその対処法を症状別に解説します。故障して困っている方は、ぜひ最後までご覧ください。

浄化槽ブロアとは?

「浄化槽ブロア」とは浄化槽の中へ空気(酸素)を送る機械のことです。浄化槽を正常に機能させるために欠かせない装置といえるでしょう。

そもそも浄化槽とは、私たちが暮らすうえで発生する生活排水などをある程度キレイにした状態で河川に流すための装置を指します。浄化槽がなければ海や川が汚れてしまい、大きな環境問題に発展してしまいます。

ちなみに浄化槽ブロアは「ブロアー」や「ブロワー」などと表記される場合もありますが、これらに違いはありません。「Blower(送風機)」が語源となっていて、読み方がメーカーによって異なるだけです。他にも「エアーポンプ」などと呼ばれるケースもあります。

浄化槽ブロアの仕組みや役割

浄化槽ブロアには下記2つの役割があります。

  • 浄化槽の中にいる微生物に空気を与えて活性化させる
  • 水に流れを作って汚水を微生物のところに運ぶ

浄化槽ブロアから送られた空気は、浄化槽の中にいる微生物に空気を与えて動きを活性化させます。これは魚の水槽をイメージするとわかりやすいでしょう。浄化槽の中に生息する微生物たちが汚水を分解してキレイな状態にしてくれているため、空気がなくて微生物が死んでしまえば浄化槽の意味がなくなってしまうのです。

また、空気をブクブクと送り込むことで、浄化槽の中の水に流れを作ります。それによって水が循環し、端のほうに溜まっている汚水をまんべんなく微生物のところへ運べるようになっています。

浄化槽ブロアが故障した!症状別の対処法

次に浄化槽ブロアが故障した場合の対処法を症状別にご紹介します。もしご自身で対処しても変化がない場合には、すぐに水道業者へ問い合わせてみましょう。

症状①:浄化槽ブロアがまったく動いていない

浄化槽ブロアがまったく動いていない場合、下記のような原因が考えられますのでそれぞれの対処法を試してみてください。

原因 対処法
電圧低下による起動不良
電源コードの断線
など
規定電圧(多くの場合がAC100V)が電源コンセントに流れているか確認する
停電 ブレーカーが落ちていないか確認する
コンセントが抜けている 電源コンセントが抜けていないか確認する

症状②:浄化槽ブロアから大きな音がする

浄化槽ブロアから大きな音がする場合に考えられる原因と、それぞれの対処法は次のとおりです。もしどこにも異常がなければ修理が必要だと考えられます。

原因 対処法
浄化槽ブロアと建物が近すぎる、なにかと接触している 浄化槽ブロアと建物が近すぎたり、ブロア自体になにかが触れている場合には位置を調節してみる
フィルターカバーやケース、電源コードなどの取り付け不良 正しく取り付け直す
空気が漏れている 浄化槽ブロアのボルトが緩んでいないかを確認する
配管や吐出ホースに異常はないかを確認する

症状③:浄化槽ブロアから異常音がする

浄化槽ブロアから異常な音がする場合は下記のような原因が考えられるため、次の対処法をお試しください。

原因 対処法
ブロアの振動による共鳴 軍手などをしてから手でブロアを抑えてみて、音が止まるようならば振動が原因のため浄化槽ブロアの下に「ゴム製の防振マット」を敷く
※軍手をするのはブロアが高温になっている可能性があるため

ただし手で抑えてみても異常音が鳴っている場合には、内部の故障が考えられます。部品交換が必要なため、専門の水道業者に問い合わせてみましょう。

症状④:吐出空気量が足りていない

浄化槽ブロアには「吐出空気量」が決められています。これは「空気量」や「送風量」などと呼ばれるケースもあり、一般的には1分間に送られる空気の量を指します。吐出空気量が不足してしまうと、浄化槽の中にいる微生物が弱ったり死滅したりするため注意しましょう。

原因 対処法
配管や散気管の目詰まり 清掃をして目詰まりを解消する
空気が漏れている 配管や吐出ホースの点検 ボルトが緩んでいないかを確認する
ゴム弁の破損 新しいゴム弁に交換する
ピストンの寿命 新しいピストンに交換する

上記の対処法でも解決しない場合や、どの部品が適正なのかがわからない場合にはすぐに水道業者に連絡しましょう。

症状⑤:浄化槽ブロアが異常に発熱している

浄化槽ブロアは常に稼働していますので、高温になるケースもみられます。ただし高温といっても通常は「50℃以下」です。浄化槽ブロアが異常な熱を放っている場合には、次のような原因が考えられます。

原因 対処法
フィルターエレメントや吸入口の目詰まり フィルターエレメントや吸入口を清掃して目詰まりを解消する
交換時期が経過した部品を使用していることによる性能低下 フィルターエレメント、ゴム弁、ピストン、ダイヤフラム、ガスケットなどの部品交換が必要
配管内のバルブがズレている 浄化槽メーカーが推奨する正しい位置に調節する
接続ホースが折れ曲がったり、潰れたりしている 接続ホースが折れていないか、潰れていないかを確認する
浄化槽ブロアに箱やビニールが覆い被さっている 箱やビニールなどを取り除いて、浄化槽ブロアを風通しの良い場所に設置する

浄化槽ブロアの寿命

浄化槽ブロアの寿命は一般的に「5〜7年」といわれています。これは浄化槽本体の寿命である20〜30年に比べて非常に短いため、こまめに交換しなければなりません。

使用している浄化槽ブロアのメーカーや種類によっても異なるため、詳しくはメーカーに問い合わせてみてください。

浄化槽ブロアの交換は自分でもできる?

浄化槽ブロアの交換は、ご自身でも比較的簡単に行えます。使用しているメーカーによって「はめ込み式」と「ネジ式」に分かれています。タイプを見極めて新しいブロアを選びましょう。

一部のメーカーや種類では、個人で交換できないようになっている場合もあります。もしわからないようであれば水道業者に問い合わせることをおすすめします。

浄化槽ブロアが故障してそのままにしているとどうなるの?

浄化槽ブロアが故障したのにそのままにしていると、浄化槽の中に新鮮な空気が送られずに微生物たちが死んでしまいます。生活排水をキレイにしてくれる微生物が死滅してしまえば、浄化槽としての機能が失われてしまいます。

また、長期間故障したままにしていると異臭を漂わせることもあります。微生物がいなくなってしまった浄化槽の中では、汚水が放置されているからです。浄化槽ブロアが故障した場合にはなるべく早めに対処することが大切です。

まとめ

浄化槽の中にいる微生物に空気を送って活性化させたり、水に流れを作ってまんべんなく汚水をキレイにするために必要な「浄化槽ブロア」。

一般的な寿命は5〜7年ですので、日々忙しく暮らしていればあっという間に交換時期が訪れます。故障したままにしておくと家の周囲に異臭を漂わせるだけではなく、海や川を汚してしまう可能性もあるため注意が必要です。

浄化槽ブロアは個人で交換することもできますが、不安な場合には専門の水道業者に問い合わせてみましょう。

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